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PM&業務効率化+趣味について
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登山と関連する趣味として、アマチュア無線があります。
電波塔である東京タワーやスカイツリーが高いところにあるので想像しやすいかと思いますが、電波というものは高いところからの方が遠くまで飛ぶ性質があります。
そのため以前からアマチュア無線の世界では、山岳移動運用というものが盛んに行われていました。
インターネットが普及した時代になると、SOTA(Summits On The Air)という、山岳移動運用をよりゲーム性を高めたルールに従って楽しむ活動が生まれ、急速に波及しました。
私は現在このSOTAと、SOTAの公園版であるPOTAを中心にアマチュア無線を楽しんでおります。
電子回路や高周波技術への興味と山や自然への興味を同時に満たせるため、SOTA/POTAの活動は休日の大きな楽しみとなっております。
また、免許や登録が不要な特定小電力無線、デジタルコミュニティ無線、デジタル簡易無線、にも大きな可能性を感じています。
これを趣味に入れて良いのかどうかは難しいところです。なぜなら私はかつて、音楽を仕事としていたからです。
サウンドクリエイターとして各種携帯端末を中心に楽曲提供をしたり飲食店を中心に演奏活動を行なったりしていました。
最近でも依頼があれば、音楽制作を承っております。
私の持ち味は「あまり人には聞こえないサウンドが聞こえる」です。
何かメロディや骨組みができた、あるいはメロディだけできた、けれど、気の利いたアレンジや展開が思い浮かばない、という悩みを抱えた、ボーカリストの方などのお力になれると考えています。
どうしても引き出し的には80’s〜90’sのJ-POPが一番多いので、特にそういったジャンルで依頼をいただければ今でもお役に立てるのではないかなと自負しております。
あまり依頼がないと錆びついてしまいますので、是非とも依頼をいただきたいのと、錆びつかないよう、ピアノやギターに触れる機会は意識的に多く持つように心がけております。
年齢とともに、爪弾く音楽のジャンルも変化を感じます。
POPSの音楽理論から応用しやすい、ジャズ・ボサノヴァが多いですが、クラシックを演奏することもあります。
一番好きなのは、坂本龍一さんの「/04」「/05」のオフィシャルスコアブックの曲を演奏することです。
「Asience」「A Flower Is Not A Flower」「Dear Liz」「Happyend」「The Last Emperor Main Theme」「浪人街のテーマ」などは良く弾きます。
私が10代から20代にかけて長い時間を過ごしたのは東京・西多摩エリアです。
そんな環境でしたので、ボーイスカウトに参加していた小・中学生の頃、よく出かけたのは青梅〜奥多摩のハイキングです。
高水三山、日の出山・御岳山、といった入門向けの山から、鷹ノ巣山、最終的に東京最高峰である雲取山まで登りました。
その頃のことを、40代後半になった今になって懐かしく思い出し、また奥多摩を中心に、息子を連れて、あるいは一人で、あるいは登山好きの方と一緒に、山歩きに出掛けております。
始めてみると、登山にはいろいろな効用があることに気づきました。以下に挙げてみましょう。
私が働くIT業界はそれなりにストレスフルな世界です。そんな業界に身を置くものとして、山登りは、リフレッシュの手段として、ちょっとこれ以上のものは考えられないのでは、と思えるほどの効果があります。
都心から少し離れた大自然の中を歩き、汗を流し、コーヒーを淹れ、食事をする。また歩く。こうした行動から、肉体的にも精神的にも、たくさんのエネルギーをもらえます。
山に登るには、山行計画を立てる必要があります。また、各登山工程で考えられるリスクやTODOをシミュレーションし、持ち物リストを作成する必要があります。その際、なんでも持っていけば良いわけではなく、なるべく荷物を軽量化するために、必要最小限に切り詰める必要があります。ここで、目的に応じて要るもの・要らないものを取捨選択する力が養えます。
計画を立てて、家族に安全であることをしっかりとプレゼンし、安心して送り出してもらえるように配慮する。
リスクマネジメントをしっかり行い、実施の承認を得る。こういった根回しの力はビジネスや他のアクティビティでも大いに役に立ちます。
これはズバリ、計画を遂行し切る力、です。高い山に挑戦するときは、事前からトレーニングを行い、体力をベースアップしておく。一度山に入ったら、めげずに山頂まで登り抜く。下山においても、計画通りに、最後まで歩き抜く。こうして、より難易度の高い山に挑戦し、一個一個完遂していき、経験値を上げ、自信をつける。
再び山に登るようになってこうした多少のことではめげない力が増したように感じます。
山登りでは、天候や自分の体力等の状況に応じて、登るべきか、降りるべきか、コースを変更すべきか?の判断が必要になります。
こうした、命にも関わる可能性がある重要な判断をその場その場で行う実践を通じて、判断力が培われます。
IPAの情報処理技術者試験は、受験者側、企業側双方にメリットがある試験です。
受験者側はITの知識を広く浅く体系的に得るための学習教材としての側面があり、思考が整理され、体系化され、肉付けされます。
企業側では、従業員のITエンジニアとしての適性を見る側面がある試験でもあります。
大手SIerなどでは入社三年以内にこの資格を取得できるかどうかで、技術部門に配置するか、非技術部門(営業部門等)に配置するかを決めるそうです。
私は文系人間なので、独学でもあり、取得に大変苦労した試験なのですが、アルゴリズム的思考回路の会得という貴重な財産を得ることができ、仕事の質が上がったと感じます。
また、取得に苦労した分、後進の方にはなるべく効率よく、合格を勝ち取ってほしいと思う気持ちは人一倍あります。
合格体験記を通じて何かヒントを掴んでもらえたらなぁと考えております。
息子二人が少年剣道をやっており、その世話をしております。
正確には、上はもう卒業してしまったので、今は、弟の方だけ面倒を見ています。
まさか、自分がやることは無いだろう、と思っていたのですが、息子たちが習い始めて一年後、自分も入門することになりました。
一級、初段、二段と段位を取得し現在に至ります。
剣道から学んだことは、基本を繰り返すことの大切さ(当たり前のことを当たり前にやることの大切さ)、瞬時の判断力(これは会議のファシリテーションにおいて非常に役に立っています)、純粋に、スタミナアップ、体力の維持という点でも、ありがたい機会です。
IT/ファイナンス/英語がよく言われるビジネスマンの必須スキルです。
ITについてはIPAの情報処理試験、ファイナンスについては日照簿記、を薦めさせていただきました。
英語についてはやはりTOEIC試験が定番かと思います。
どんな資格試験もそうですが、「申し込んじゃったドリブン」で勉強をすることが大事なのかなと考えております。
TOEICはその最たるもので、とにかく、まず申し込む。その後、勉強する。そして、結果を確認する。
これが大事です。その結果、すでに700点を超えているかもしれないし、500点かもしれない。
その結果を受けて、もう一度、申し込み、ターゲットとなるスコア(500点なら700点、700点なら900点など)に向けた参考書や問題集で対策し、受験する。
できれば年2回くらいの恒例行事にして、英語力のアップにチャレンジしていきたいものです。
エンジニア的な視点とファイナンスの知識をバランス良く培うことは、ビジネスパーソンとして、必須の知識と言えます。
日商簿記検定はエンジニアが財務スキルを補強するのに大変役に立ちます。
4級もあるようで、B/S(損益計算書)やP/L(貸借対照表)といった財務諸表の基礎の基礎を知りたいという方はきっかけとして受けてみるのも手ですが、学習の質・量、また社会的評価からも、3級くらいからのチャレンジが一番取り組み甲斐があるかと考えております。
PMの仕事を効率化するためのツールやTipsについて学ぶことは重要です。
具体的には、私がAPIの「たかし」と呼んでいる、APIを叩いて・加工して・出力するためのphpやPythonといったスクリプト言語、エクセルやSpreadSheetにマクロを組み込むVBAやGAS、サーバーで定期実行処理を行うためのcronとshellscript、サーバーからの通知を受け取ってなんらかのアクションを実行するためのArduinoやRaspberry Piといったマイコンの知識。
これらを組み合わせてPMの業務をより効率化させることは生産性の向上に直結するところですので、時間を使って研究するに値するものと考えております。
私が開発した業務効率化ツールを紹介します。
期間集計ツールをはじめ、backlog標準にはない機能を提供するWebアプリケーションです。
私がAPIの「たかし」と呼んでいる、APIを「叩いて・加工して・出力する」仕組みを応用して制作したものです。
PMは過去の経験の蓄積が非常に重要な職位と言えるでしょう。経験の蓄積がないとそもそも喋れないため、ある程度経験の蓄積が必要な仕事という前提のもと、比較的高い報酬が得られる仕事という側面があります。
最低限必要な知識として、資格試験でいうと、ITパスポート/基本情報技術者、日商簿記検定3級といった資格の合格に求められる知識があると良いでしょう。
広く浅くビジネスに関する知識を学ぶ資格として、中小企業診断士の試験で問われる内容も紐解いてみると、新しい視座が得られるかもしれません。
これらの知識を用いて、お客様、ステークホルダーと喋り、適切な着地点を見出し、合意を形成する。これもPMの重要な業務の一つです。
場数を踏むことでしか身に付かないスキルの代表例の一つですが、いくつかのポイントを押さえることでスキルの定着を早めることができます。
Googleカレンダー、紙の手帳、Slack、スマホ通知を駆使して、作業漏れが発生しないようにあらゆる手段を用いることが大事です。
WBS(Work Breakdown Structure)とは、仕事をタスクに分解する作業のことです。要件定義書、あるいは基本設計書に書かれた内容を、実際に自分が作業をしているつもりになって、タスクに落とし切る。私はこれが非常に苦手でしたが、ある時、趣味のモノ作り(電子工作の組み立て工程をWBSに落とす)で実践することで、苦手意識を克服することができました。